何よりも目標に対して確実にコミットしていく姿勢が継続している一番の理由
カツデン株式会社様
会社の紹介をお願いします
坂田さんの経歴を教えて下さい
1958年創業の金属加工業で約65年続いている企業です。はじめはテレビアンテナからはじまり、マンションやビルの手すり、階段、家具、インテリアなど、金属加工という共通軸を持ちながら現在は階段の製造をメインで行っています。
社員は209人在籍しており全国各地に支店を構え、お客様の長年培ってきた高度な技術と経験を基に、時代に合わせたお客様の多様なニーズにあわせたモノづくりをしています。
現在の役職は西日本支店長兼販促企画部長です。Webコンサルとしての起業経験を持っていたので、販促企画部をメインに、製品と顧客を理解するために約半年間は東京本社で営業を兼務しました。その後ベトナムに赴任し約3年間、現地でのマーケティングと営業の責任者を担い、帰国後は埼玉の工場で品質管理を2年ほど行い、その期間を経て現在は福岡を拠点に岡山以西を統括しています。
会社の紹介をお願いします
1958年創業の金属加工業で約65年続いている企業です。はじめはテレビアンテナからはじまり、マンションやビルの手すり、階段、家具、インテリアなど、金属加工という共通軸を持ちながら現在は階段の製造をメインで行っています。
社員は209人在籍しており全国各地に支店を構え、お客様の長年培ってきた高度な技術と経験を基に、時代に合わせたお客様の多様なニーズにあわせたモノづくりをしています。
坂田さんの経歴を教えて下さい
現在の役職は西日本支店長兼販促企画部長です。Webコンサルとしての起業経験を持っていたので、販促企画部をメインに、製品と顧客を理解するために約半年間は東京本社で営業を兼務しました。その後ベトナムに赴任し約3年間、現地でのマーケティングと営業の責任者を担い、帰国後は埼玉の工場で品質管理を2年ほど行い、その期間を経て現在は福岡を拠点に岡山以西を統括しています。
個人的に好きな階段はありますか?
ううーん、悩ましい!WAVESDANDELですかね。1枚の板をただ曲げたように見えるデザインの片持ち階段で、木下地に対してビス固定で成り立つ設計をしています。実現するためには、いくつもの工夫が施されており、ぱっと見だと固定箇所が見えないんです。職人の技術力がつまった製品です。
様々な製品がありますが、現状の売上の割合を教えて下さい
ハウスメーカーからの依頼が中心です。階段と手すりのカタログ製品が非常に人気で、売上の85%を占めています。
また顧客のニーズにあわせた特注部材なども製造しています。あとの15%はシェアサイクルのラックや家具などのスチール素材の製品が占めています。5年ほど前までは、階段と手すりの製造に特化してきたことで市場環境の変化に左右されやすいというリスクを感じています。現に地方では平屋の割合が急速に増え、階段や手すりは不要とされる物件も多くなっていますからね。そこで毎年7、8種類の新商品を開発し事業の多角化を進めています。
カツデンで制作したはじめての階段製品ってなんですか?
1983年に販売した「ママステッピー」という製品です。史上初の規格化したアルミ製のらせん階段で、「ママシリーズ」という母親の居心地や使い勝手にフォーカスした製品群のひとつでした。今では夫婦で相談しながら家づくりというのは当たり前ですが、当時このネーミングでかなり売れたことを考えると、時代を感じますよね。
製品を生み出す際の企画会議はどのような流れで行われていますか?
現在でも家づくりにおいて女性をターゲティングした手法はあるのですか?
9割くらいはお客様の声を起点としています。例えば、プラントボックスの「鉄鉢」は、我々の顧客であるハウスメーカーの設計者が「以前訪れた施設内の植木鉢がかっこよかったからカツデンテイストで作ってほしい」という要望から生まれた製品です。漠然としたワードですが、お客様が「かっこいいと認識した理由」と「カツデンに求めていること」を議論し、施設の角張った印象と弊社製品のハードな質感、無機質感が共通点なんじゃないかと仮説を立てて言語化しました。そこから具体的な形にするため、試作品を繰り返し製作し、お客様との対話を通してブラッシュアップし製品化まで至りました。鉄鉢のようなすごくニッチな製品でも、機能性を付加することで、より幅広い層に受け入れられる商品へと進化させています。
現状はどのハウスメーカーも行っているところはあまりないです。それよりも男女お互いにとって住みやすい良い暮らし方の提案をヒアリングし実現させていく方向性が多いです。しかし男女どちらが弊社の製品に興味があるかというとページ閲覧の比率をみると65%が男性です。プロダクトのデザイン的に男性の食いつきが良いものの方が多いからかもしれないですね。
製品を生み出す際の企画会議はどのような流れで行われていますか?
9割くらいはお客様の声を起点としています。例えば、プラントボックスの「鉄鉢」は、我々の顧客であるハウスメーカーの設計者が「以前訪れた施設内の植木鉢がかっこよかったからカツデンテイストで作ってほしい」という要望から生まれた製品です。漠然としたワードですが、お客様が「かっこいいと認識した理由」と「カツデンに求めていること」を議論し、施設の角張った印象と弊社製品のハードな質感、無機質感が共通点なんじゃないかと仮説を立てて言語化しました。そこから具体的な形にするため、試作品を繰り返し製作し、お客様との対話を通してブラッシュアップし製品化まで至りました。鉄鉢のようなすごくニッチな製品でも、機能性を付加することで、より幅広い層に受け入れられる商品へと進化させています。
現在でも家づくりにおいて女性をターゲティングした手法はあるのですか?
現状はどのハウスメーカーも行っているところはあまりないです。それよりも男女お互いにとって住みやすい良い暮らし方の提案をヒアリングし実現させていく方向性が多いです。しかし男女どちらが弊社の製品に興味があるかというとページ閲覧の比率をみると65%が男性です。プロダクトのデザイン的に男性の食いつきが良いものの方が多いからかもしれないですね。
Proteaのいいところを教えてください!
まず何よりも目標に対して確実にコミットしていく姿勢が継続している一番の理由です。
目標達成のために時間を惜しまず努力する姿は、とても頼もしいです。ただ、時々、方向性について迷いながらも突っ込んでしまう場面があり、もう少し周りとコミュニケーションを取ってから進めてほしいと思うこともあります。とはいえ、目標に対して責任を持って行動する姿勢は、非常に評価しています。
広告運用を依頼しているのですが、貴社の担当者は過去の担当者とは異なり、安易に答えを出さず、しっかりと情報収集と検討を行ってから回答してくれる姿勢は、とても信頼できます。また、社員一人ひとりの人間性も魅力的です。代表の那須さんをはじめ、社員の皆さん感じのいい人ばかりなので継続している理由の一つです。
Proteaに今後求めたいことはありますか?
事業の多角化をうまく表現できるクリエイティブやその最適化を一緒に考えてくれると助かりますね。というのも、弊社は創業60年を越えたあたりから様々な事業展開をしており、他企業との共同開発やOEMなども行っています。それを自社サイトや広告などでどう表現するか、というのは自分たちだけでは思いつかないので…
求める人材、どんな人と働きたいですか?
マーケティング分野において即戦力となる人材を求めています。一方で、即戦力となると中途採用になると思うのですが中途採用者がなじみやすい企業風土をつくって良い循環をもたらしたいです。
会社としては新規商品開発を積極的に推進しており、そのための設計人材が不足しています。特に、自ら発想し、形にすることができることに興味を持った設計者を積極的に採用したいと考えています。理想的な人材は、指示待ちではなく、新しいことに挑戦する意欲と熱量のある人物が好ましいです。年齢や経歴は関係なくスピード感を持って成長できる人材を評価しており、実際に20代で課長や部長になった実績もあります。
今後の目標を教えて下さい。
従来の階段・手すりという単一製品に頼るのではなく、家具やエクステリアなど、新たな商品領域へ積極的に進出し、多様な製品ラインナップを構築することで、事業の多角化を図りたいと考えています。特に、新商品の市場投入後の浸透スピードを加速させ、より早く顧客に届けるためのマーケティング戦略の強化に力を入れていきます。
※エクステリア…建物の外側部分や外観、屋外スペースの装飾や設備